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朝日新聞(10月4日付)に尾木直樹のコメント記事掲載

投稿日:2009年10月5日 カテゴリ:コメント

「公立エリート高」に勢い 大阪府も11年度から10校指定

大阪府は、難関大学への進学に力を入れる「進学指導特色校」制度を11年度からスタートさせる。公立高校入試の学区制を進学実績の高い10校の専門学科に限って廃止し、成績が優秀な生徒を府内全域から集める。こうした「公立エリート校」づくりは東京都や広島県ですでに進められており、いずれも進学実績を伸ばしている。制度に込められた考え方は何か。気をつけねばならないことはないのだろうか。

【尾木直樹のコメント】
詰め込みではなく自ら考える学習を

進学指導の重点校とそうでない高校を分けてしまうと、重点校に入学できた子はてんぐになり、あと一歩で入学できなかった2番手グループの子は劣等感を抱きかねない。重点校であれ、それ以外であれ、どこに入学しても面倒をみるというメッセージを、高校側が発することが大切だ。
難関大学への合格者数という数値目標を掲げ、達成できるかどうかを評価するという流れは、小泉改革の成果主義がもたらした負の遺産だ。高校入学時点で、生徒を「進学」「スポーツ」などと分けてしまうことにも賛成できない。入口の時点で道を狭めてしまうと、失敗したときに大きな挫折感を味わう。高校では、広く教養を深めることの方が重要だ。
単なる詰め込み教育ではなく、生徒が自ら考える総合的な学習を深め、結果として東大、京大への進学者が増えるのは否定しない。重点校が目指すとしたらその方向だろう。

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160318-0737

尾木ママ

誕生日:
1947年1月3日
血液型:
A型
出身地:
滋賀県
現在の住まい:
東京
職業:
教育評論家、法政大学特任教授
臨床教育研究所「虹」所長
出演番組:
NHK教育(Eテレ)「ウワサの保護者会」
(土曜21:30~21:54放送 ※MC)

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