書籍情報

2009/11/30 Mon.

投稿日:2009年11月30日 カテゴリ:虹の小噺

関東は冷気がしのびこんでくる寒さのようですね。

今日は11月最終日。明日から12月。「先生」ですら走ってしまう忙しさ故に「師走」と名付けられたようですが、「虹」は師走前倒しの忙しさでした(^_^;) せっかく入れたお茶を飲むのも忘れてしまうほど。ひととおり作業を終えた机の上は戦の跡のごとく散らかり放題…。
とはいえ、ようやく…ようやく!単行本の作業が手を離れました。発売は12/16(水)、岩波書店より『「全国学力テスト」はなぜダメなのか-本当の「学力」を獲得するために』が刊行されます。見本が届いたら画像付きで詳細をお知らせいたしますので、ご期待下さい。

いつになくわらわらと1週間が始まりました。今週は(も)予定がけっこうつまっておりますので、わらわらと仕事をこなしていくことになるのでしょう((+_+)) 体調にだけは気をつけて、今週も頑張ってまいりたいと思います。(N)

東京新聞(11月26日付)に尾木直樹のコメント記事掲載

投稿日:2009年11月27日 カテゴリ:コメント

事業仕分けで「大幅削減」 全国学力テスト 疑問再燃

来年度概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」で25日、全国学力テストが取り上げられた。文部科学省は全国の小学6年生と中学3年生のほぼ全員に毎年実施してきたテストを、40%の抽出方式にする方向で36億円を概算要求したが、仕分け人は「より縮小を」と、予算の大幅削減を求めた。
文科省担当者は、仕分け作業で「来年度から40%の抽出調査に切り替え、21億円の削減が見込まれる」と表明。「義務教育の水準を向上させる」「勝中学校のニーズもある」などと継続を求めた。
だが、仕分け人の藤原和博東京学芸大客員教授は、これまでの調査で自治体の順位にあまり変化がない点などを挙げ「5年に1度、大きな流れをつかめばいい」「統計上必要とされる6%のサンプル調査で済む」と指摘した。

【尾木直樹のコメント】

5年に1度、児童・生徒の6%実施で充分という指摘はその通りだ。テストをするだけでは学力は向上しない。
探究心を刺激し、どうして、なぜ、と考える子育て、自ら進路などの目標を定めて学力を付けるのが教育の本来の姿。今の日本では、学問の手段であるべき大学が目的そのものになり、大学受験で合格する学力が必要とされる。新政権にはこの悪循環からの脱却を目指してほしい。

第13回:6年間の「共育力」に感嘆!

投稿日:2009年11月27日 カテゴリ:教育insight

■習字の展示

先日、東京郊外にある自由学園男子部の「学業報告会」を見学した。正門を入るなり、私の目に飛び込んできたのは習字の作品群。

「すごいなー。上手な子のも下手な子のも、みんな発表しているんだ」

私は興味津々で近寄ってみた。

ところがよく見ると、中1から高3まで同じ生徒の作品が各学年1点ずつ、合計6点展示されているのだった。どの生徒も中1に比べると高3では運筆も鮮やか。自信にあふれて力強い。「真実」や「学問」、中には「主張」、「怒り」などその時々の生活や生き生きした気持ちがぶつけられていた。

とにかく、舌を巻くほど上手い。よほど凄腕の書家がいるか、指導が行き届いているに違いないと思い聞いてみると、「習字の授業も指導する先生もいないんです。生徒たちが上級生のアドバイスを頼りに、自分の書きたい言葉を手本もなしに書いているだけです。私たち教員は『うん、上手いねぇー』などと褒めているだけ。毎週月曜日に提出することを約束させているだけなんですよ」との説明。

これには二度びっくり。私はもう一度近寄り、今度は凝視した。

新入生は上級生のすばらしい作品に感動し、自分も高3になった時、あんな素敵な作品が書けるようになりたいと憧れ、努力を重ねるのだという。

先輩への憧れや学ぼうとする意欲が「学び」の中核になっており、「教え」にはないパワーを秘めていた。

■総合学習の切り口から

午前中に行われた教科の「学業報告会」も興味深い内容であった。教科の発表会と銘打っているものの、数学(中1)は「『比例の勉強』―いろいろな実験を通して考えたこと」、英語(中2)は「『賢者の贈り物』―既習の英文を用いた英語劇」、日本史(高1)は「『武州世直し一揆』―歴史的な自治社会の実現としての一揆」など、タイトルからも分かるとおり、どの教科も総合的な学習の切り口からアプローチしている。

さらに日常の学習を基盤としながらも、生徒たち自身の興味、関心、探究心を大切に育みながら、こだわりを持って、納得できるまで深化、発展させている。ある意味では徹底した、実験とフィールドワークを通した体験的「学び」となっていた。

高3の物理などは、「『電波で音を運ぶ』―東天ラジオ開局?」と銘打って実験と創作を融合させ、実生活に生かすまでの質の高い仕上がりになっており会場を沸かせていた。

ちなみに、この日参会した500名もの昼食は、高2、3生を中心とした男子生徒による手作りであった。

すべての発表において生徒が主役となり、学級や学習グループ全員による協働の力がフルに発揮される「共育」と「学び」のプロセスが見受けられた。どの授業もこうありたい、と思わせる内容であった。

■「僕たちが創る学校」

午後は「僕たちが創る学校」をテーマに、生徒による学園や寮生活における自治活動の報告と、筆者も加わってのパネルディスカッションが行われた。

この学園は学園生活も寮生活も教師主導ではない。創設者の教育理念「生活即教育」が隅々まで浸透し、「自主自律」「自労自治」の精神が21世紀の現代に至るまで随所に息づいている。寮制で男女別学という“レトロ”なスタイルにも関わらず、時代を切り拓く新しさを漂わせる確かな「共育力」が感じられた。

最後の合唱。壇上に中1から高3までが整列した。最前列の高3生のバスやテノールの響きも美しい「男子部賛歌」は、教育条理と伝統の重み、無限に伸び続ける6年間の生徒たちの成長力をホールいっぱいに惜しげもなく響かせていた。

2009/11/27 Fri.

投稿日:2009年11月27日 カテゴリ:虹の小噺

今日も暖かい1日でした。ついこの前までは蒲団から抜け出すのが難しいほど冷え込みの厳しかった朝も、今日はするりと抜け出せました。

一人暮らしをしていると、食生活が乱れがちになることはよく知られている事実ですが、今は子どもの食生活も乱れているとか。「個食(孤食)」という言葉はずいぶん前から聞かれており、先日尾木が生出演した「たけしの日本教育白書」でも、子どもたちの食生活を取材していました。今は、魚や味噌汁が圧倒的に減ったようで、菓子パンなどをごはん代わりにする家庭も多いようです。運動会などでも、お昼の時間になると、どこかで買ってきたお弁当を広げたり、宅配ピザを注文したり、学校のそばにあるレストランで食事をとったりしているところもあるようです。私の家庭は基本的にパンを食べなかったのですが、学校で行事がある時のお弁当は必ずサンドイッチにしてもらえるので、それが楽しみだったことを覚えています。
親世代の食生活の変化もあるのでしょうが、共働き家庭やひとり親家庭が増え、そもそもごはんを作る余裕を持てない家庭が多いのではないでしょうか。
ワークシェアリングで有名なオランダでは、週日は両親のうちどちらかが日中在宅しているそうです。同じ共働きやひとり親家庭でも、勤務形態が多様であれば、家事も上手に分担できるのでしょうね。オランダに関して詳しくは好評発売中の著書『いま「開国」の時、ニッポンの教育』(ほんの木)にて記されております。どうぞお手にとってご覧ください。

今週もあっという間に終わりました。そして今月もあっという間に。今年もあっという(略)。時の流れの速さにあうあうしそうですが、気合いを入れて進めていきたいと思います。よい週末を。(N)

2009/11/26 Thu.

投稿日:2009年11月26日 カテゴリ:虹の小噺

まだ17時前だというのに、外は真っ暗です。ついこの前まで19時過ぎても明るかったのに・・・(-_-;)
気象庁によると、今年は「暖冬」だとか。先日の急激な冷え込みはなんだったのでしょう!? まぁ、寒いのが苦手なわたくしめとしては、暖冬というのはウェルカムなのですが。

大学は学祭も終わり、入試やら就活やらで何となくバタバタしています。尾木ゼミも来年度の新ゼミ生の面接がはじまりました。尾木と現3・4年生の共同面接でいろんな角度から質問を投げかけていきます。ささいな質問にこそ、ふっとその人の素顔が垣間見えるようで、なかなか興味深いものがありました。今年は“超氷河期”などといわれる就職戦線ですが、企業もマニュアル・就活熟練学生を見抜こうとあれやこれやの作戦を練っているようです。私の友人は面接で「山奥の湖にキャンプにきました。するとあなたのお母さんと恋人が湖に落ちてしまいました。あなたならどうしますか?」なんていう質問をされたそうです。おそらくこれは、危機管理能力を問う問題だと思うのですが、友人と一緒に面接を受けていた他大の学生さんは元気よく「もちろん恋人を助けます!お母さんを助けてもそんなに長くないですし・・・」とぶっちゃけてしまい、失笑をかったとか(^^ゞ 質問には必ず意図があるはず。文字どおり受け取るのではなく、「これは何を聞かれているか」を瞬時に判断する力が求められますね。もちろん、裏を読みすぎて失敗することもありますが(笑)

もうすぐ11月も終わり。体調を整えつつ、年末シフトでバリバリと仕事を片付けていきたいと思います。(W)

第12回:短期集中連載③:PDCAサイクルの罠

投稿日:2009年11月25日 カテゴリ:教育insight

■「目標管理」思考から脱却せよ

近年、教育界全体を貫いてきた思想は新自由主義であり、その発想は、「市場原理」である。何でも数値目標を掲げさせ、その達成のために「PDCAサイクル」で競争をあおり、「目標管理」するのである。

「学力向上」に関しては、前々回で詳述したように「全国学力テスト」がその牽引的役割を果たし、これに小中学校の「学校選択制」がセットされ、学校の存続自体が“競争”にさらされる仕組みである。すさまじいばかりの学校の「商品化」といわざるを得ない。

「消費者」は親である。選別される側の学校にとっては県であれ、市区の主催であれ「学力テスト」の正答率という数値と学校選択による生徒数の増減は、あたかも“天の声”にも等しい絶対的な力に思える。

さらに、こうした危険な“偽装”「教育改革」の落とし穴を見抜き、その問題点を社会に告発すべき大学までが、残念なことに大学基準協会などの「外部評価」にふり回され、率先して数値を求めている。

こうして、出口のないエンドレスな状態の「PDCAサイクル」による「目標管理」体制というワナに陥っている有様である。

大学まで含めて、教育界全体がこんなふうになれば、弱肉強食、結果責任論の新自由主義にとっては怖いものなし。「選択と集中」、つまり、数値という数の力をふりかざしての“偽装”「改革」が「改革」の名の下に次々と断行されてきたのである。

義務教育課程と高校で、これと教育行政における密室性の高いヒエラルキーが融合すれば、大分県や東京都の教育委員会にみられる、時代錯誤的で暴力的な権力が猛威をふるうことになる。二重、三重の偽装がなされるまでにモンスター化していくのである。

このような状況をあと10年も20年も放置することはできない。なぜならすでに、その矛盾は限界に達しており、子どもと教員が悲鳴をあげているからだ。政権交代を機にどうしても舵を切り替える必要がある。

■子どもの権利条約の力

では、「変える」にはどうすればよいのだろうか。

やはり、「子どもの最善の利益」の実現のために、教育学に裏付けされた「教育条理」に基づく「教室と学校」を求めて、地域も協働して実践することが重要である。そのために国がすべきことはまず、子どもと教員にゆとりを与え、教育環境や条件整備にたっぷりと資金を投入すること。教育への投資は、まさに「未来への投資」(フィンランド)であり、「国家の資産」(オランダ)でもあるのだ。

そして、改革のプロセスにおいて、教員と子どもの声を丁寧に聞くことが必要である。また、子ども参加の視点ですべての教育施策を推進することだ。

さらに、これが最も大切なことかもしれないが、結局は子育てと教育にかかわる一人ひとりが、自己の願いや思いを外に向かってしっかり表現すること、自由に自分の考えを発信し、共感者とつながることである。

この2009年という世界史的な転換期を私たちがいかに生きるのか―とくに教育関係者が歴史の回転軸として生きようとする姿は、子どもたちに対する何よりの励ましになるはず。学びの意味を教える最高の「心の教育」といえる。

あとは、私たち一人ひとりのほんの少しの“勇気”だけではないだろうか。

横へとつながり、小さくても「連携と協働の絆」を無数に結びたいと思う。

【終わり】

2009/11/25 Wed.

投稿日:2009年11月25日 カテゴリ:虹の小噺

雨が上がり、よい天気になりましたね。鳥たちの声も聞こえてきますが、分かるのはスズメとカラスとハト、ヒヨドリぐらいです(-_-)

中高年の方の中に、若者に食事をごちそうするのが好きだという方々がいらっしゃいます。そういった方々には残念なお知らせですが、最近「小食男子」が増えているようです。「質より量。より安く、より多く」という要望に応えてきた学生食堂でも、最近は大盛りの注文が減ってきているそうです。食事に男女の別はありませんが、女性より体格のいい男性はそれだけ摂取量が多くて当然。なのに、自分より小食な男性を見ると「大丈夫だろうか」などといらぬ心配をしてしまいます(^_^;) ごちそうする側としても、あんまり食べる量が少ないと「おごり甲斐」がなくなりますよね!かくいう自分はまだ若輩で大食いですので、ごちそう好きの中高年の方々にもご満足いただけると思います(^v^)♪

さて、本日尾木は大学の出講日。来年度のゼミ生募集に向けて、面接などを行う予定でおります。やはり直接会って話してみないと判らないことは多いようです。色々なタイプの学生さんが集まって、「学び」を深め、全体が高まるようなゼミになればいいなぁと思います。(N)

第11回:短期集中連載②:よいテスト、悪いテストとは何か

投稿日:2009年11月24日 カテゴリ:教育insight

■アメリカのすぐれた例

前回は「テスト競争」の弊害について述べたが、それぞれの地域の特性や学校・保護者のニーズを把握し、地域としての教育効果を上げたいのであれば、地域限定型の、あらかじめ調査目的を明確にした上でのテストの方が、教育行政上は全国一斉型よりはるかに科学的で有効だろう。

たとえばアメリカのテネシー州における「スタープロジェクト」はその意味でわが国でも参考になるかもしれない。少し紹介しよう。

テネシー州は他州よりも教育水準が低かったため、すべての子どもの学力水準を上げ、就職しても困らないようにすべく、1984年からこの計画をスタートさせた。1クラスを15人にするとどのような効果が現れるのかを調べたのである。その結果、15人学級にすると、特に少数民族や女性では優秀な児童・生徒の数が2倍になることや、1年間よりも4年間継続した方が2倍もの効果が現れることなどが明確になった。この「スタープロジェクト」のおかげで、補習や特別な教育を与えるためのコストが減り、「落第者」が12%から2%に激減しているのである。

このような諸外国の先進的な事例なども研究・検討し、それぞれの地域ごとに、学力を向上させる方法や実践の研究、開発、交流を国としても、また地方自治体独自でも、創造的に推進すべきだろう。

第三に、そもそも21世紀の国際社会が子どもたちに求める学力とは何なのかについて、広く徹底的に議論し、研究することである(2000年、OECDは“21世紀を生きる学力”は「知識基盤社会」における「キー・コンピテンシー〔主要能力〕」としている)。

たとえば、フィンランドは1990年代に失業率が20%近いという経済的危機に直面しながらも、今日の日本のような極端に新自由主義的な競争や、何でも「官から民へ」のスローガンの下、規制緩和と経済効率、教育の民営化路線に走ることなく、すべての子どもに平等な教育機会の保障と、フィンランド・メソッドと称される子どもたちの洞察力を豊かに育てる学力構造を開発し、幼児期からの実践を重視し、教育に充分な予算をつぎ込んだのである。

学費は小学校から大学院まで無償という大胆さ。その結果として、2000年にはPISA調査において学力が世界のトップであることが証明された。学力ばかりか、経済の競争力もこれまた一気に世界のトップに押し上げ、その後も安定して高いポジションを保持し続けているのである。こうした例に学びながら、わが国も理論的にも実践的にも日本に合致した学力向上への展望を構想することが重要といえよう。

■テストによる“新しい差別”

ところで、教育施策に関しては、目先の目標ではなく、国づくりの大きなビジョンを掲げてこそ、学力テストも意味を有してくるのである。未来への目標を掲げ、その展望を切り開くためにこそ、探究心や学びの意欲・態度も強く自律的に芽生え、教師の予想をはるかに超えて伸びていくのである。また、そうなってこそ子どもたち自身が真実を発見し、疑問や課題を解決するためのリテラシーや、基礎学力といわれる力も有効に活用・深化させることができるのではないか。

しかし、早期に子どもを序列化・選別し、子ども間、学校間に激しい競争と「新しい差別」を生み出す悉皆方式による全国学力テストではまったくの逆効果。これは「全国」規模ではなくて、都道府県、市町村規模であっても、悉皆方式を採用し、順位を競う限り同じように逆効果である。

現状の肯定・容認路線ではなく、子どもたちが“21世紀を切り開く力”と“自己実現する”ためにこそ必要とされる学力と、それを支える教育システム、教育環境とは何かを熟考する素材となるテストこそが求められているのである。さらにはその実現に役立つ調査としてのテストこそ行政が行うテストの役割ではないだろうか。

むろん、個別の生徒がどこまで学習課題を理解しているのか、またどこでどうつまずいているのかなどを一定期間に限定したり、学んだ直後に定着度や理解の状況、あるいは豊かで独創的な発想力や論理力を推察するためのテストもある。

しかし、それは何も都道府県や市町村単位の悉皆調査で、しかも競争する必然性などまったくない。テストの主催者は、日々ともに教え学んでいる教師自身であるべきである。教師は一人ひとりの学習状況を詳細に把握しているだけでなく、生活実態や家庭環境なども理解しているからこそ、テストの得点の裏側に潜む生徒の実生活や苦悩、生き様、考え方などと合わせて、学びをリードできるのである。

【第3回(最終回)につづく】

2009/11/24 Tue.

投稿日:2009年11月24日 カテゴリ:虹の小噺

連休明けはいつもより忙しなく感じます。あっという間に終業時間ですが、目の前には仕事が山積み・・・(-_-;) 明日は大学もあるのでてんやわんやです。

今日は二の酉。昔はおとりさまというと“真冬”という感じでしたが、今日はそこまでは寒くないですね。やはり温暖化の影響なのでしょうか!? 私はなぜかおとりさまをやっている神社の近くに住むことが多く、景気のいい三本締めを聞きながら甘酒を片手に参道をぶらつくと、冬だなぁと実感します。最近は大きい熊手を飾る店も少なくなってきましたが、熊手があると何となく店が華やいだ感じになっていいですよね!自宅では飾るのが難しい熊手ですが、先日テレビを観ていたら「熊手ホルダー」なるものが発売されたようで(^^ゞ、写真たてのように熊手を立てかけて飾れる画期的なお品なんです!今日の帰り道、ちっちゃい熊手でも買いに行こうかな~ (W)

2009/11/20 Fri.

投稿日:2009年11月20日 カテゴリ:虹の小噺

今日はようやく日中の気温が2ケタに達しそうですが、朝は相変わらず身にしみる寒さです。

今日11月20日は、国連において児童の権利に関する条約(=子どもの権利条約)が満場一致で採択された日であり、今年は20周年にあたります。私がこの条約を知ったのは、たしか中学校の歴史の授業時だったと思うのですが、言葉を覚えただけで終わり、内容を知ったのは大学生の時でした。これが日本の現状なのでしょう。「子どもの権利」と聞くと、いまだに「権利なんてものを認めたら子どもは調子に乗る」といった類の、「権利アレルギー」的な反論が聞かれます(^_^;) しかし、この条約でうたわれていることは、「生存」「保護」「発達」「参加」といった観点からの「基本的人権」=当然認められることであり、要不要論で語るものではないと個人的には考えております。発達途上にある子どもたちに対して、発達的な視点から人権を保障することは大人として当然のことであり、そうして大切にされた子どもたちが将来大人になった時のことを考えると、国にとっては有益な条約であるはずなのですが、なかなか理解されないようですね…。

さてさて、尾木は単行本の作業がひと段落し、とりあえずあとは発売を待つだけという状態になりましたので、今度は連載や単発原稿などをせっせと進めております(^^) 今週の日曜日(11/22)、フジテレビの開局50周年記念番組「たけしの日本教育白書」に尾木が生出演する予定ですので、どうぞご覧ください(^v^) よい連休を~(N)

新刊情報

160318-0737

尾木ママ

誕生日:
1947年1月3日
血液型:
A型
出身地:
滋賀県
現在の住まい:
東京
職業:
教育評論家、法政大学特任教授
臨床教育研究所「虹」所長
出演番組:
NHK教育(Eテレ)「ウワサの保護者会」
(土曜21:30~21:54放送 ※MC)

>>詳しくはこちら

 

ファンレターの宛先はこちら

〒104-8357
東京都中央区京橋3-5-7
株式会社主婦と生活社
『週刊女性』編集部 書籍班
 尾木ママ・ファンレター係

ご相談・カウンセリングについて

原則としてメールやお電話での相談対応・カウンセリング等は行っておりません。面談につきましても、現在は業務をお休みさせていただいております。ご了承ください。