東京新聞(1月8日付)に尾木直樹のコメント掲載
投稿日:2008年1月8日 カテゴリ:コメント
区立中の塾授業、都教委「待った」
民間出身の藤原和博氏が校長を務める東京都杉並区立和田中学校で今月から始める予定だった、大手進学塾の有料授業「夜スペシャル」について、都教育委員会は7日、井出隆安・同区教育長を都庁に呼び、「学校教育の機会均等などの観点から疑義がある」などとして実施の再考を求める文書を手渡した。同区教委は「教育の地方分権が求められている今日、都教委がこのような指導を行なったのは極めて残念」と反発している。
【尾木直樹のコメント】
都教委の判断適切
特定の公立学校が進学実績を上げるために、特定の子どもだけを教えるのは教育の破壊だ。都教委の判断は適切。憲法や教育基本法を踏まえずに「教育の地方分権」とは言えない。