毎日新聞(7月13日付・大阪版)に尾木直樹のコメント掲載
投稿日:2008年7月22日 カテゴリ:コメント
消える“県立予備校”
大学受験を目指す卒業生を実質4年生として受け入れてきた“公立予備校”が鳥取県に3校あり、うち1校が今年度限りで半世紀の歴史に幕を閉じる。地元に大手予備校がなく、浪人生の支えになってきたが、財政難や少子化などから、県教委が15日に廃止を決める。卒業生らからは、惜しむ声が出ている。
【尾木直樹のコメント】
東京都杉並区立和田中の「夜スペ」や大阪府の橋下徹知事が進学高の学区撤廃の方針を固めるなど受験を意識した教育改革が盛んだが、「受験専攻科」があったとは驚いた。一部のために公金を出すわけで廃止はやむを得ないと思う。ただ、経済的に苦しい生徒のために、廃止後は地域で進路指導のNPOを作るなど支援をしてほしい。