北海道新聞(4月22日付・夕刊)に尾木直樹のコメント記事掲載
投稿日:2009年4月27日 カテゴリ:コメント
道教委が保護者の苦情調査 対応苦慮1校に1件
学校に無理難題を持ち込む保護者が「モンスターペアレント」と呼ばれ問題化する中、道教委は、道内の小中高校と特別支援学校に対する保護者からの苦情の実態をまとめた。自分の子どもの教室内での座席順をめぐって担任教諭の交代を求めるなど理不尽な要求もあった。また、解決に1年以上かかる事例も1割近くあった。
【尾木直樹のコメント】
サービス過剰社会のなかで、売り手(学校)と買い手(家庭)の関係が教育に持ち込まれている。理不尽な苦情は増加の一途で、道内はその傾向が強い。
担任を支援するチームを校内につくるなど初期対応が重要。PTAにそのチームに参加してもらうことも考えられる。
※臨床教育研究所「虹」では、2007年夏に行った全国7道県でのアンケートを基にレインボーリポートVol12.「『モンスターペアレント』の実態とその背景」を発行しております。詳しくはこちらからご覧ください。