東京新聞(4月11日付)に尾木直樹のコメント記事掲載
投稿日:2009年4月13日 カテゴリ:コメント
<こちら特報部>金融教育 毒か薬か
金融危機の震源地、米国は小中学校で株取引や起業について学ぶ“金融教育の本場”でもある。だが、危ないサブプライムローンの被害続出や借金しての過剰消費社会など金融教育への疑問が出ている。問題は、何かと米国追従の日本。今まさに官民挙げて金融教育に力を入れているが、はたして必要なの?
【尾木直樹のコメント】
一連の金融危機がなぜ起こったのか、どう解決すべきかという視点で金融を扱うならば賛成。カネ稼ぎのゲーム感覚で金融を教えるべきではない。
人間にとって労働とお金とは何かという大原則を忘れてはならない。それを外した金融教育はあだ花だ。