2009/5/15 Fri.
投稿日:2009年5月15日 カテゴリ:虹の小噺
あっというまに今週も金曜日です。暑かったり涼しかったりで体調を崩している方も多いのではないでしょうか。今日尾木は、スタッフとともに埼玉方面へ講演に出かけています。
新型インフルエンザ問題で停留措置になっていた大阪の高校生たちが、今日の夕方7日ぶりに帰途につくそうです。楽しかった海外研修のあとに、長くつらい時間を過ごしたことと思います。感染した生徒たちはまだ入院中とのこと、一日も早い回復を願ってやみません。メキシコで多くの方が亡くなったことから、マスコミは新型インフルエンザ報道一色でしたが、それも少し落ち着いてきたように感じます。横浜の高校生が感染したかもしれないと報道された時、学校には「学校を封鎖しろ」とか「何かあったらどうしてくれるんだ!」といった苦情(?)の電話が何本もかかったとか。大阪でも風評被害が心配です。誰も好んで病気になるわけではありません。ましてや今回のような新型ウィルスなんてどうすることもできません。必要以上に恐怖を煽り立てるような報道は人々を不安に陥れ、時には過剰反応ともいえる言動をとらせます。報道を鵜呑みにするのではなく、インターネットなども駆使して冷静に情報や情勢を見極め、今、何をどうすべきかひとりひとりが判断しなくてはならないような気がします。
「教育insight」に新しい原稿をアップしました。徳島では新型インフルエンザ問題で国内の修学旅行や遠足を中止にする学校が相次いでいます。なぜそういう事態が起こるのか、尾木が鋭く切り込みます!どうぞご一読ください。よい週末を…(W)