2009/5/18 Mon.
投稿日:2009年5月18日 カテゴリ:虹の小噺
週明けは気持ちの良いお天気。若干暑さが気にはなりますが。
先週金曜日は尾木の講演会に同行してまいりました。
乗り換え等も順調に済み、出番を待つ間、尾木は念入りに講演の準備をしております(写真1)。

(写真1)
そしていざ講演。
会場はほぼ満席。参加者の皆様の熱気で温度が高めです。
今回のテーマは「モンスターペアレント問題」。尾木は、実際にあったモンスターペアレントの事例などをふんだんに盛り込みながら講演をしました(写真2)。

(写真2)
「モンスターペアレント」と呼ばれる方々は、確かに一見すると理不尽な要求や苦情を突きつけてきます。しかし、その要求・苦情をそのまま受け止めて敵対するのではなく、そこに至る背景や心理に思いを寄せ、学校内で協力し合いながら解決へ導くことが重要であり、そのためには学校内でお互いに支援することが必要であると締めくくりました。
さて、モンスターペアレントについて、その背景や解決への展望などを述べたのが、尾木の著書『バカ親って言うな!~モンスターペアレントの謎』(角川Oneテーマ21)です。また、この著書に多く使用したアンケート調査のデータは、臨床教育研究所「虹」発行のレインボーリポートVol.12「『モンスターペアレント』の実態とその背景」です。著書は「書籍のご案内」に、レインボーリポートは「『虹』のご案内」にて情報を載せております。この機会にぜひご覧ください。
今週も大学や原稿執筆など予定が立て込んでおりますが、気を引き締めてまいりたいと思います。(N)