2009/6/19 Fri.
投稿日:2009年6月19日 カテゴリ:虹の小噺
今日はこちらでは雨は降っていないものの、蒸し蒸しと梅雨らしい陽気です。
何かと気が滅入りがちなこの時節、私が楽しみにしていることの一つに、アジサイの観察があります。通勤・帰宅途中にアジサイの花を目で追っては、「お、今日は雨に濡れて、色鮮やかに艶めいてるな」とか「かたつむりはいないかしら」などと観察するのが楽しみ。
ところで、アジサイの色って、その土壌の成分が酸性かアルカリ性かなどによって、青に寄るか赤に寄るか決まってくるそうですね。また、開花からの日数によっても色が変わるので、「アジサイの七変化」と呼ばれるようです。
同じ株の花でも、赤みがかった部分と、青みがかった部分があったりと、なんだかうっとりロマンチックな気分にさせられます。その水彩絵の具で描いたようなタッチには、個人的には、いわさきちひろさんの絵を連想してしまいます。花のそばに、傘を差して赤い長靴を履いた、かわいい子どもがちょこんと覗いているような、そんな想像もしてしまいます。
さてさて、尾木は本日も北関東へ講演、そしてとんぼ返りで東京で会議と、慌しい一日を過ごしております。陽気が陽気なだけに、腰痛が悪化しないことを祈ります・・・。(ちや)