2009/9/1 Tue.
投稿日:2009年9月1日 カテゴリ:虹の小噺
早いもので、もう9月ですね。9月は「長月」といいますが、これは「夜長月」の略だとか。ほかにも9月はいろどりづき(色どり月)、いわいづき(祝月)、えいげつ(詠月)、きくさきづき(菊開月)、きくづき(菊月)、くれのあき(晩秋)、げんげつ(玄月)、けんじゅつづき(建戌月)、せいじょづき(青女月)、ちくすいづき(竹酔月)、ながつき(長月)、ねざめづき(寝覚月)、ばんしゅう(晩秋)、ぼしゅう(暮秋)、もみじづき(紅葉月)などとも呼ばれるそうです。すすきの向こうにとんぼが飛んでいくのを眺めては小さな秋の到来を感じています。
「虹」は今週、たまっている原稿作業に全力投球しています。尾木は取材を受けつつ、連載、単発、新刊の企画など、さまざまなテーマの原稿を執筆してはブラッシュアップという作業に追われています。すでにお知らせしていますように、9/5には尾木の新刊『変われるか?日本の教育―現場の視点から「教育改革」を斬る』が新日本出版社より発売になります。総選挙も終わり、政権交代という歴史的な転換点を迎えた今、これからの教育を考える上で示唆に富む一冊となっています。ご期待ください!
今日は防災の日。最近は天災が多く、地震も頻発しています。以前、地域の大規模な防災訓練に参加し、避難所体験ということで炊き出しをしたり体育館に1泊したことがあります。ダンボールを1枚だけもらい、1日中小学校の校庭と体育館で過ごしたのですが、体育館という狭い空間に押し込められる苦しさ厳しさ、水も食料もトイレさえも思うようにならないことばかりで大変なストレスを感じました。体育館で常に他人の気配を感じる生活というのは、2日が限界です。アメリカのFEMA(ブッシュ政権時に縮小されてしまいましたが…)のような国家レベルの危機管理体制を構築し、より迅速な救助活動と避難所設営のノウハウの共有、食料や水、携帯トイレ、ダンボールなどをもっともっと蓄積してほしいと思います。備えあれば憂いなし、備蓄している食料品の点検をしつつ、使う日がこないことを願うばかりです。(W)