2010/5/28 Fri.
投稿日:2010年5月28日 カテゴリ:虹の小噺
あっという間に週末ですね。そして、早いもので5月も終わろうとしています。今年ももう半分近くが過ぎようとしているなんて信じられませんが(~_~;)歳を重ねるとどうにも時間が過ぎるのが速く感じられます。何でも、時間感覚というのは「体重の4分の1乗に比例」するのだとか。ゆえに、「子供は大人より体重当たりにすればエネルギーを多く使う。だから子供は同じ時間内にたくさんのことをするのだから、大人よりも長く感じられる」」ということなんだそうで。ふむ。
そういえば、先日書店で『親が死ぬまでにしたい55のこと』という本をみかけました。その帯にあった言葉が印象的で。つまり、親が60歳だとすると、平均寿命が80歳だとして、残り20年。離れて暮らしている場合、1年に会うのは6回(日)くらい。すると親と一緒に過ごせる残りの時間は20年×6日で120日間。しかも、プライベートな時間等を除くと一緒にいる時間は1日11時間程度。で、120日×11時間=1320時間、つまり日数に換算するとあとたった55日間しか親と一緒に過ごせる時間はないのだと。なるほどなぁと思いました。最近、「○○までにしたい○○のこと」っていうタイトルの本が結構ありますよね。死ぬまでにしたい20のこと、とか。日々忙しなく生きていると忘れがちですが、具体的に数字で示されたり、死を意識すると、一日一日の大切さが改めて思い出されます。芸能人であっても、同年代の人が亡くなったり、病気になったという話をきくと、他人事じゃないなぁと心が沈みます。私もいつまで生きられるのかわかりませんが、こうした本は「生きる」とか「人生」といったことをふと、立ち止まって考えるいいきっかけになるかもしれませんね。
尾木は今日も講演会で地方に出かけております。ハードなスケジュールが続いていますが、何とか全員一丸となって乗り切っていきたいと思っております。