毎日新聞(9月6日付)に尾木直樹のコメント掲載
投稿日:2010年9月14日 カテゴリ:コメント
道教委 児童生徒の情報電子化
北海道教委は、児童生徒の成績や出欠状況などの情報を電子化した「公立学校校務システム」を導入することを決めた。都道府県教委としては初めてで、11年10月から試験導入し、12年度から道内の全公立校を対象に本格運用を始める。道教委は「多大な時間を要した転記作業から解放され、情報共有も進むことで、これまで以上に子どもと向き合える」と期待するが、情報流出や使い勝手を心配する声もある。
【尾木直樹のコメント】
学校への電子黒板導入が示すように、現場が使い方をよく知らず、無用の長物になるケースもある。電子化を急ぐより先に、現場の教師が生徒一人一人と向き合える人員配置を急ぐべきだ。